菜箸備忘録

備忘録、若しくは自由帳

Osakanaベトナム戦記

 

       忘れる前に殴り書きだが残しておきたい。
 私ゲスがプレイするゲームでWoTというクソゲーがある。
このゲームのモードでCWEというものがあり、モバマスでいえばPMFが近いだろう
他のクランと報酬を求め競い合う集団戦だ。

 私はこの集団戦がどうにも大好きで過去にOINU、ATLUS、MJBと素晴らしいクランで戦わせて貰う機会を得た。OINUのメンバーはいずれも自分より遥に格上であり(モバでいえばS10クラス)とても刺激的で学ぶことしかない環境であった。

しかしながら昨年OINUが活動を停止した為、OINUでの戦い以外に興味も湧かなかったので私自身のそれ以来は殆どこのゲームから離れていってしまった。

 昨年の12月末くらいだろうか、自身最初のCWEの動画を発掘して眺めていると楽しい想い出は蘇るもので急に集団戦がプレイしたくなってきた。当時1月半ばからCWEが始まるとのことで各クランが人員を集めていた。

 伝手をを使えばそこそこ強いクラン入れたかもしれない、しかしながらOINUが活動を停止してから数か月ほぼプレイしていない、PSもない人間が入っても迷惑をかけるだけであるのは明白である。
 そこでなるべく小規模な集団戦クランを探しALOWWというクランに入れて頂いた。
ALOWWはCWEではRGZに合流するとのことだっのでしばらくALOWWで過ごしてRGZに移動することとした、ALOWW在籍中はなるたけ進撃戦に参加しリハビリに専念した、しかし問題点があり小規模新興クランはどうしたってeloレーティングが低くレベルの低い相手としか当たらないのだ、練習はあくまで強い相手と戦い負けてこそ何かを見出せると考える自分にはちょっと物足りなかった(昔はSTEAMやMYTH、ATLUS、CROWNにボコボコにされてたっけなぁ・・)

 RGZに合流してからは多少は当たる相手のレベルが上がってチョットづつではあるがやりがいも出てきていた。RGZに関しては昔から面白いタクを使うクランだなぁと思っていた、ATLUS時代にみたプロホロでマウスを使うタクなんて非常に印象に残っている。

参加する限りはなるべく力になりたいと思いそれなりに頑張っていた。しかしWG君はやってくれたベラルーシの本社がDos攻撃を受けただか何だかでCWEが延期になったのである。
 正直、マジかぁって感じだ。1月末にスキーに行く関係で休みをごっそり習得したのでそのしわ寄せが2月に来ていたのである・・。
 延期日程では正直出れるかは怪しく確実な参加が見込めないとなれば確実にクランに迷惑が掛かる世話になったクランにそれも嫌なので早々に運営担当に旨を伝え脱退し枠を空けてまた休眠!となった。いや、なるはずであった。
 

 CWが延期になったと思えば仕事でも意外や意外某コロナの影響で中国案件が先延ばしになってしまい何だか参加出来そうになってしまったのだ・・・。

 一度参加無理ですといった手前、前クランに戻るのも気が引けるし、若干冷めて来てたのでちょこっとだして貰って迷彩とか手に入れば嬉しいな!くらいの気だった。

行先も特に当ても無かったので以前所属していた_S_で知り合った愛知在住のninjaruaにどこかベトナムクラン紹介してよwって言ったらうちくる?といってGVN-Dへ誘って貰えた.
 特に断る理由も無く加入した。
 一般的にこのWoTというゲーム界隈でベトナム人は忌み嫌われている、違法MOD、談合、RMTとやりたい放題だからであるしかし私はそんな彼らが好きである。色々言われてはいるが彼らは確かな実力と経験をもっている、尊敬に値する。日本人の様にクラン同士いがみ合って互いに煽りあうことは少ない純粋にゲームを楽しんでいる。
そんなこんなで私はGVN-DでCWEを迎えることとなったのである。

 いざCWが始まり個人的に数戦出してもらえればいいなー程度でチーフを出して待機していた、確かムロヴァンカだっただろうか? そこで運よくピックしてもらえこれまた運良くかなりダメージを吐くことが出来てしまった、これが指揮官のHoanの目に止まったらしくその後も戦闘に連れ回してもらえたninjaruaがそれを見て、彼はJPである旨を皆に話してくれた、彼らは日本に興味深々だった。
 Hoanに貴方は車両が欲しいか?と聞かれたので取れるにこしたことはないが飽くまでも集団戦がしたいと伝えるとなら出来る限りやりましょうといって2部隊頑張って人を集めてくれた。GVNは人数はそこそこいるが集団戦に意欲的なメンバーは殆どいない、意欲的なメンバーはDJかOPAに行ってしまうそうだ。
 そんな中いるメンバーで10日間のCWは始まっていった。
緒戦は非常に順調であった領土もそこそこ取れて良い滑り出しといえた、特に良かったのは3Markと_Mitom_という2人のEBR乗りである。彼らが常に張り付いてくれたので目取りには困らなかったし非常に頼もしかった。(2人とも稀に発作を起こして特攻かますのが玉に瑕だが・・)
 
出だしは本当に調子が良く金曜にはレベルも5まであげられていたそして運命の週末がやってくるのであった。

 Hoanがヤバいと言い出した、その日も我々は順調に勝ちを重ねていたがそこに落とし穴があったのだ勝ちが続けば当然ラウンドも進むそれに伴いシードになる場面が出てき始めていたそこに上級が2か所と通常がもろ被りしてしまったのだしかも二部隊しかいない・・・
 何とかかき集めて上級二部隊を編成するが残りの戦闘は放棄せざる得なくなってしまったのだ、その後も一戦放棄することとなりこの日一気にペナをもらってしまったのであった。

 ベトナムクランは所謂、管理部というものが存在しない、即ちスプレッドシート等による人数管理といった文化が存在しないのである、この時間にはこれくらいいるだろうしこんなもん投げればええやろ~くらいのどんぶり勘定ならぬどんぶり管理である、しかしこれはこれは彼らを責める訳にもいかないのだ、どうにも彼らはCWEをこのゲームの一モードとしか考えていないのだ、様は我々がFLやSHを血眼になってやらないのと同じである。
 ペナは約6日間その間殆ど戦闘を投げれなかった幸い領地を維持する防衛が発生していたのでチョコチョコと稼げてはいたがSN擁するDJに打ち取られた。

 今回のCWでうちが一番手を焼いたのがこのDJベトナムのSN部隊である。視界有利を取りながらイナゴのように群れて恐ろしい程までのフォーカスで車両溶かしていく。編成はEBRと907オンリーの超軽量編成、ここには最後まで負け続けてしまった。
 中盤戦はともかく耐え続けていた一日に投げれるの2箇所でともかく負けることが出来ないので胃が痛かったそんな中で一日だけ自分が体調不良で出れなかった日があった、これが後々に尾を引くこととなってしまった。

 21日土曜日ついにペナが解除されたその時点で私のポイントは約14000、ボーダーを26000と読んでいたのでかなりキツイと思ったが彼らは私を出来る限りピックしそしてキャリーしてくれたおかげで8000ポイント近く稼げ限りなくボーダーに近づくことが出来た。感謝である。
 そして最終日正直皆疲れからか明らかに調子が悪くなっていた。そんな時に限って不幸はおきる上級で突然2人程クラ落ちしてHTが開幕鉄屑になったり、EBRがクラッシュしまくったり宿敵FORTにはこの日も勝ち越したが全体的にみれば低調な日となってしまった。稼いだポイントは約4000、最終戦も一人準備完了を押し忘れ10vs9での戦闘になり無事敗北、23時には全日程を終了してしまった。

 最終順位1518位26412pt今一歩届かなかった、戦闘終了後各メンバーがsryと声をかけてくれた、しかしながら私にとって多少の悔しさはあるものの十二分な結果であったと思う、最初の数戦出れればいいやからを考えればおつりが来るくらいであった。
 ここまで戦えたのは間違いなくGVNグループのお陰であり他言語話者を仲間として受け入れてくれた彼らに心からの感謝をしたいと思う。ありがとうGVN-D。

 GVN生活中気づいたことをいくつかまとめるのと、もしベトナムクランに入りたい奇特な方がいればそれようのアドバイスを少し残しておきたいと思う。

 まず彼らには反省会、タク説明、管理部といったものは存在しない。
 タクは戦闘始まってからMAPピコピコだし、ほぼ使い回しである、反省会も指揮官が負け確位のタイミングで騒ぐくらいだ(たまに拗ねる)その日の試合が終われば即解散だ。そして前述の通り管理部なんて上等なものもない、指揮官がざっくりで投げる、だからたまに大事故が発生してしまう。
 日本人クランはここら辺はキッチリと行ってるイメージがあるというより行っているだろう。民族性の違いなのかただ面倒なだけなのかは分からないが、驚いてしまう。
 言語面についてはおおよそ英語がざっくり分かれば問題ないと思う、基本的にベトナム語で喋っているから何言ってるか全く分からないがそのうち慣れる。大体、一人は英語が分かる奴がいるのでそいつに頼ろう(ちなみにGVNには茨城と愛知在住者がいた)基本的にこちらから歩み寄れば彼らもコミュニケーションを取ろうとしてくれるので何とかなるのだ。
あと生活音の入りが凄まじい、よくTVでみるベトナムなどの映像を思い浮かべて欲しい、あの生活感がそのまま音になって流れている慣れるまではかなり苦痛だ、しかし慣れてしまえば異国情緒があってなかなか味わい深いオリエンタルな気分に浸れるはずだ(大嘘)

 

最後に最近の日本人クランはどうにも息苦しいし気に食わないという諸兄、ベトナムという新たな地へ踏み行ってみてはどうだろう?ある意味刺激的な集団戦が貴方を出迎えてくれるかもしれないよ?

 追記・・ベトナムと違法MODについて

毎回話題に上がる違法MODであるが今回、自分の知る範囲においてはGVNでは使用されていなかったと思う、HoanからもそれらのMODを絶対に使用するなと強くお達しがでていた。

ただ同ベトナムクランのDJベトナムにおいては限りなく黒だと思っている。他のメンバーからも彼らとの戦闘は気をつけろと忠告を受けていた。

追記の追記

中華が大量BANされたとのことで無事車両獲得出来てしまいました・・・。